最初の例として、次のコマンドラインと同じ処理をするスクリプトを作って使っ てみましょう。
% gawk 'BEGIN { FS=","; } /96\// { print $1, $3; }' miyabe.csv
次の内容をfs.awkに保存しておきます。ほとんどコマンドライン のプログラムを適当に改行して書きなおしただけですね。
#!/usr/local/bin/gawk -f
# fs.awk: 区切文字を空白からカンマ , に変更する例
BEGIN {
FS = ",";
}
/96\// {
print $1, $3;
}
そして、gawkのオプション-fの直後にこのスクリプトを指定して、次の ように実行します。
% gawk -f ./fs.awk miyabe.csv
かまいたち 96/09/01
蒲生邸事件 96/10/10
堪忍箱 96/10/30
ステップファザ−・ステップ 96/07/15
人質カノン 96/01/30
%
このように AWKのプログラムが保存されたファイルのことをスクリ
プトと呼びます。 AWKプログラムと呼んも良いのですが、 AWKのよう
にコンパイル作業なしで実行できるような言語のプログラムはスクリプトと呼
ばれることが多いようです。また、拡張子に.awkをつけましたが、これも単
なる慣習です。しかし、mule/emacsを使っているのなら、この拡張子を付けて
おくと AWK用のモードに自動的になるので便利でしょう
。
なお次のように改行せずにスクリプトを書いても全く同様に動きますが、こん な書き方をしたのではプログラムの構造もはっきりせず、良いことは一つもあ りません。構造がはっきり分るように行を変えてインデントをつけて書きましょ う。
#!/usr/local/bin/awk -f
# fs.0.awk: 良くない書式の例
BEGIN { FS = ","; } /96\// { print $1, $3; }
OGURISU Osamu