GNUPLOTの第一歩

GNUPLOTで簡易アニメーションを作る

gnuplotのコマンド(plotやsplotなど)をファイルに書いておいて、それを gnuplotに読ませることで実行することができます。コマンドの書かれた ファイルをスクリプトといいます。

スクリプトsample1をカレントディレ クトリに準備しておいて

      % gnuplot sample1
とすることで、data1のグラフが表示されます。pause -1と書くことで、 リターンキーが押されるのを待たせています。リターンキーを押してみる と次のグラフ data2 が表示されます。

もし、pause -1を書かれていないとすると、data1とdata2のグラフを リターンを待たずに連続して表示し、その後終了します。その例はスク リプトsample2です。

      % gnuplot sample2

pause -1の代わりにpause 1とかpause 2と書いてやると1秒、または2 秒だけ次のコマンドの実行を待ちます。その例はスクリプトsample3です。

      % gnuplot sample3
この機能を利用するとパラパラマンガの原理でアニメーションが作れる訳 です。

サンプル

アニメーションのサンプルを載せておきます。gnuplotに読ませるスク リプトはanime.gplで、表示させるデー タのファイルは、 000050100150200250300350400450500550potentialです。 これらのファイルをひとつひとつ持っていくより、tar+gzipでまとめて あるので、anime.tar.gzを持って いって

      % tar zxf anime.tar.gz
と展開するほうが楽でしょう。

全てを同じディレクトリに置いて

      % gnuplot anime.gpl
を実行してみてください。

このサンプルを計算科学科の後藤俊一先生がGIFアニメーションにしてくださいました。 端末での表示と見くらべてください。ちなみに、これは量子力学の初 歩で習う「トンネル現象」の数値実験のシミュレーションです。


GNUPLOTの第一歩
小栗栖 修
メールアドレス: ogurisu[AT]kanazawa-u.ac.jp ([AT]を@におきかえてください)