gnuplotに描かせたグラフをLaTeXの文書に取りこむには、eps 形式にするのが楽です。
gnuplot> set terminal postscript eps
gnuplot> set output "sin.eps"
一行目が出力形式の指定、2行目が出力先のファイル名の指定です。ファ
イル名はなんでも構いませんが、eps形式のファイルは最後を".eps"にす
るのが慣習です。このあと
gnuplot> plot sin(x) w l
と実行すると sin(x) のグラフが"sin.eps"に保存されます。続けて、
gnuplot> set output "cos.eps"
gnuplot> plot cos(x) w l
と実行すると cos(x) のグラフが"cos.eps"に保存されます。
なお、グラフデータをファイルに保存する作業のあとで、再び画面にグ
ラフを描かせるときにはset terminal x11 を実行してか
ら、plotやsplotを使ってください。
gnuplot> set terminal x11
gnuplot> plot sin(x) w l
\documentclass{jarticle}
\usepackage[dvips]{graphics}
\begin{document}
これが$y=\sin x$のグラフです。
\includegraphics{sin.eps}
そして、次のが$y=\cos x$のグラフです。
\includegraphics{cos.eps}
\end{document}
ポイントは、
\usepackage[dvips]{graphics}
でgraphicsパッケージを指定していることと、
\includegraphics{epsファイル}
を使ってどの画像を取りこむかを指定していることでしょう。あとは通常
通りplatexでコンパイルします。xdviで内容を確認したら、dvipsを使っ
てpsに変換して印刷します。
% platex sample.tex
% xdvi sample.dvi
% dvips -f sample.dvi > sample.ps"
% lpr sample.ps
なお、上記のようにして作ったpsファイルにはepsファイルのデータが含
まれていません。epsのデータを含ませたいときはdvipsの
オプション-Kを使います。
印刷されるグラフの大きさは\scaleboxにパラメータを与
えることで変更できます。次の例では0.5倍しています。
\scalebox{.5}{\includegraphics{sin.eps}}