ハイバネーション(休止状態)のノートパソコンの蓋を開けるだけで電源がオンになる機能は便利なものですが、後述の事情があって、この機能を止めたくなりました。なお、私の今の環境は、xfce4 on squeezeです。
近頃のlinuxのデスクトップ環境(Gnome,KDE,xfce,ldxeなど)は電源管理まで巧みにこなしてくれて、ありがたい限りです。Web上で検索をかけると、この項目タイトルとは逆の「ノートパソコンの蓋を開いたら電源を入れたい」という質問に対する回答がけっこう出てきます。Gnomeなりの電源管理で設定できるよという回答がほとんどだったような気がしますが。「電源オンにしたくない」という質問は少ないようです(^^;
今使っているノートパソコン(Let's note CF-T8)は、Windows XPでは「電源オプション」の「詳細設定」で「ポータブルコンピュータを閉じたとき」を「何もしない」にすると蓋を開けても再開しなくなりますので、ハードウェア的には可能なはずです。
とりあえずXPをまねて「xfce4 電源管理」の「AC電源」と「バッテリ電源」のそれぞれの「アクション」で「ラップトップの蓋が閉じられたとき」を「何もしない」としてみたのですが、ハイバネート中に蓋を開けるとやっぱり電源オンになってしまいます。
いろいろ調べて、
echo " LID" > /proc/acpi/wakeupとすることで蓋を開けても電源オンにならなくなりました。元に戻すには
echo "LID" > /proc/acpi/wakeupです。/etc/rc.localにこの一行を書きこんで起動時に設定されるようにしました。
ところで、どうして、この便利な機能を殺すことにしたのか。
実は、CF-T8は蓋がわずかに開いただけで、角度にして10度弱?で電源がオンになってしまうのです。ちょっと敏感すぎて、カバンの中でいつのまにか復帰してしまってバッテリが空という経験を何度もしてしまいました。私の個体がおかしい可能性は捨てきれませんが。。。CF-T8の前はCF-T4を使っていたのですが、T4のほうはラチェット?が付いていて、カバンの中で勝手に蓋があいてしまうことがないようになってました。個人的にはこれは改悪でしかありません。。。
Let's noteのページを見たところ、もうTシリーズはなくて、後継はNシリーズのCF-N9Kなのかなあ。これもカバンの中で開いてしまいそうだけど、どうなんでしょう?
(探せば見つかるであろう)oggをmp3に変換するスクリプトを(無駄に)書いていたら、どうも和字のタグ(UTF-8)がうまく付けられません。御存知のようにmp3のタグにはid3v1とid3v2がありますが、もちろんid3v2のほうで試しています。
まずはlameでmp3を生成する段階で
$ lame --id3v2-only --tt "たいとる" --ta "アーティスト" wavfile mp3file
などとしたのだけど、mpg123やalsaplayerなどですっかり化けてしまいます。 あら?と思って、次にid3v2で
$ id3v2 --song="たいとる" --artist="アーティスト" mp3file
としてもだめ。 なんでやろ〜と検索してみたら、lameやid3v2でタグを設定するとそのタグはid3v2のバージョン2.3の形式になり、UTF-8のタグはバージョン2.4からなんだそうです。 lameやid3v2もとっくにUTF-8対応していると思い込んでましたよ。
さらに検索すると、日本語のページでは、linuxでは2.4を扱えるコマンドがないようだという記述がちらほら。 そんなアホな。 こんな簡単なものがないはずは。。。と、さらに検索すると、mid3v2というpythonのスクリプトが見つりました。
http://slipgate.za.net/~mithrandi/darcs/debian/mutagen/mutagen/tools/mid3v2
manpageによれば、id3v2コマンドの置き換えとして利用できるように同じオプションで使えるように(も)作られているそうです。実際、
$ mid3v2 --song="たいとる" --artist="アーティスト" outfile
でちゃんとalsaplayerなどでも化けないタグが付きました。 mid3v2はdebianではpython-mutagenというパッケージに含まれてます。
apt-cache search mid3v2ではひっかからないので、なかなか存在に気付きにくいのかもしれません。 私もまずは上のURLからスクリプトを落としてきて、mutagenというパッケージがないというエラーになり、python-mutagenをインストールしてみたらmid3v2も入っていることに気付いた次第なのです。
平成22年6月14日現在、googleで日本語ページに限定すると、debianの http://packages.debian.org/ja/squeeze/all/python-mutagen/filelist しかひっかからないので、ここに書いておく価値もあるかなと思い載せておきます。